質問の仕方
大勢の聴衆に話をする講演は別として、2〜30人が対象の講義ならば、質問は効果的です。
一方的に話しを聞くだけだと次第につらくなり、興味が持続できなければ眠くなってしまいます。
適当な間隔をおいて、質問をすることは受講者の集中力と参加意識を高められ、学習効果も期待できます。また、講義のテーマを正しく理解したかどうかを確認もできます。
良い質問は相手に深く考えさせ、新たな気付きを与えます。
一方的に与えた知識よりも、会話のキャッチボールをしてどんどんと思考を膨らませた方が、より大きな効果があります。
質問の効果
- 話が一方通行にならず、生徒とのコミュニケーションが図れる
- 受講者の理解度を確認できる
- 質問によって、受講者の理解度が思っていたより低いと判断された場合には、難しい表現をより分かりやすい言い方に変えて、要点を繰り返すなどすると良いでしょう。
- 受講者の考えを知ることができる
- 講師が気づかなかった受講者側の考えを知ることで、次回以降の講義に活かすこができます。
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- 講義そのものが活性化する
- 会話のキャッチボールによって、講義自体に活気溢れるムードが出てきて、受講者に好影響が期待できます。
※ 質問の仕方はとても重要なので、質問の仕方(2) 質問の作り方にある質問する時のポイントはよく確認しておきましょう。
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