学校で教えてくれない、本の読み方・探し方
上手な教え方・話し方、講義・セミナーのすすめ方のおまけページとして、本の読み方・探し方を紹介します。
世の中には生涯かけても読み切れない程の本がある。
その中で自分が読める本は限られている。
小さな世界に引きこもって、目の前にある本しか見なければ他の多くの本には出会えない。
昨日よりも今日、今日よりも明日…新たな素晴らしい本との出会いを求める為に。
自分の趣味や興味を大きく広げてくれる、今ある知識により深みを与えてくれる、そんな本の探し方を紹介します!
本の探し方・選び方
学校で「この本を読んで来て下さい」と指定された本ばかりでは面白くないのも当然です。
好きな本は十人十色、好みも興味も趣味も何もかもが違うのですから気に入る本も色々です。
自分に合った本は自分で探すしかありません!
ここで紹介する本の探し方・選び方でアナタが満足できる本に出会えれば、このページを追加した甲斐があります!
素敵な本との出会いの手助けができれば幸いです。
本から本を探す!
- 読んで面白かった本や好きな本から探す
- 本の中で別の本を紹介する事は良くあります。
本文内で大きく引用したり参考にしたりしている場合には書籍名や出版社も掲載しています。
参考文献が多い場合には、巻末でページを割いて紹介している事も多いです。
巻末での紹介だと書名・著者名・出版社も載っているので探しやすいです。
その本の何章のどの部分で引用・参考にしたと書いてある場合もあるので、本を探すのにうってつけです。
また、ほとんどの書籍では巻末で同じ出版社から出ている同じ分野(もしくは類似したジャンル)の既刊本が紹介されています。
大抵は書名以外に概略も載せているので面白そうな本があれば、是非書店で実物をチェックしてみましょう!
本の内容を知るには本の読み方(一般書籍編)を参考に、表紙と裏表紙、表紙カバーの内側(そで)や作者の経歴や主だった著作、目次、気になる項目あたりをざっと確認してみると良いです。
本の探し方としては、王道です。
- 読んで面白かった本の作者や好きな作者の著作を見てみる
- 読んで気に入った本があれば、同じ作者の他の本を読んでみるのもお薦めです。
Amazonで作者名を入力して検索、出版年月が新しい順に並べ替えると見やすいです。
(特に出版数が多い場合は、並べ替えが有効です)
これも本の探し方としては王道です。
- ふだん読んでいる雑誌の書評(または本の紹介コーナー)を参考にする
- 大抵の雑誌には、書評や読書案内をしているコーナーがあります。
雑誌の読み方でも少し触れましたが、書評欄は飛ばしてしまう人も多いですが実はとても役立つページです。
たまに買う雑誌でも、定期購読している雑誌でも、それはアナタがその雑誌の扱うジャンルに興味があると言うことです。
雑誌で紹介しているのは、その雑誌の読者層が興味を持ちそうな本ですから、当たりの確率は大きいです。
そこで一冊でも面白そうな本が見つかれば、その本から更に選択肢が広がります。
書評コーナーは雑誌の中でも私の好きなコーナーです。
- 本に挟まってる新刊案内を見る
- 新刊案内は捨ててしまう人も多いですが、実は本を探すのに大いに役立ちます。
同じ出版社の近似ジャンルの新刊を書名から概要まで説明してあり便利です!
私は本を読む前に必ず、新刊案内をチェックしています!
特に情報の鮮度が重要なジャンル(投資やコンピュータ関係など)は新刊情報が非常に有り難いです。
もちろん、それ以外のジャンルでも自分で探しきれない本の存在を知ることが出来るので有用です。
是非、次回からは捨てずに読んでみて下さい。
- 新書から入る
- 新書の特徴は、手軽に読めるので好きな分野や興味を持てそうなジャンルを探すのに最適なこと!
ちょっと面白そうだけど自分に合うかな…もう少し詳しく知りたいな…などという事が見つかったら、まずは新書から入ってみよう!
興味が持てそうな事柄について広く浅く手軽に情報を入手できる。
或いはもっと詳しく知りたいけど、何からどう調べればいいか迷っている時など本探しのスタート地点として新書はお薦め!
新書から入る本探しは、かなり活用している人が多いと思います。
一冊の新書との出会いがその後の趣味や興味を大きく左右したり、グンと広げたりすることも!
※ブラウザ上の架空の書棚がジャンル毎に分かれていて、簡単便利に新書探しができるサイト
書棚で見るテーマ一覧〜新書マップ
新書マップ
※有名新書シリーズのサイト
今は各出版社からいろいろな新書のシリーズが出ていて、それぞれで得意分野や取り扱いの多いジャンルなど異なるので一度書店で見てみるのがおススメ!
中公新書
ちくま新書
光文社新書
文春新書
ブルーバックス
PHP新書
岩波新書
新潮新書
日経プレミアシリーズ
講談社現代新書
集英社新書
※この他にも多くの出版社が沢山の新書シリーズを出している。
もっと新書のシリーズが見たい人はAmazonの新書コーナーで探して見て下さい。
2ちゃんねる新書からスポーツ系、児童向けなど本当に色んなジャンルの新書があります!
- 好きな出版社の気に入っているシリーズで探す
- 好きなシリーズがある時点で本の探し方を紹介する必要もないと思いますが(笑)
岩波文庫の赤帯が好きだとか、他にもちくま学芸文庫シリーズ、ブルーバックス、中公クラシックス、平凡社ライブラリーなど人気のあるシリーズから選ぶのもおススメです。
私が好きなのは「平凡社 東洋文庫」シリーズ、特に中国の歴史や文学を扱った本。
それと岩波文庫シリーズは本屋へ行けばどうしても見てしまいますね。
- 友人知人から勧められた本を読んでみる
- これは個人的にはあまりおススメしない本の探し方です。
やはり、本探しは自分だけの楽しみですから、本を探す手間や課程も有意義なものです。
おススメ本の当たりというのが個人的にあまり経験がないと言うのもあります。
逆にすごいマニアックな分野で自分の興味にマッチした本をお薦めされたら、それはうれしいかもしれませんね。
- 図書館で探す
- 小学校〜高校くらいまでは図書室が大好きでよく図書室で本を探してました。
でも、大人になって図書館へ行ったのは数えるくらい。
私はあまり図書館は利用しないのですが、本好きには公立の図書館へ通っている人も大勢います。
私の読書タイムがトイレか布団の中メインなので、図書館で座って読むのが苦手というのもあります(笑)
無料で利用できて、蔵書検索や無線LANサービスがあるところもありますね。
- 文庫解説目録から探す
- 春先など本屋で買い物をすると出版社の既刊本案内の冊子が無料でもらえました。
最近はもらったことがないのですが、各出版社が既刊の文庫本一覧を本にして出しているものです。
あれを読んでいると、色々欲しくなりすぎてしまいますが、大きな書店が近所にない方なんかにはおススメです。
あ、でも今は・・・ネットで何でも検索できますけどね。
- 書店で探す
- 本屋の歩き方を含め、書店での本の探し方は次ので詳しく紹介します。
- ネットで探す
- ネットでの本の探し方はで詳しく紹介します。
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