このサイトでは、セミナー・講義・研修などで先生(講師)として、誰かにものを教える場合に役立つ、上手な教え方や効果的な話し方を説明しています。
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小学生の頃、担任の先生に言われた言葉でとても印象に残っているものがあります。
それは、「分かった」というのは、自分が分かったのと同じように誰かに理解させることができるということだ、というものです。自分の頭の中だけでなく、他人にも、自分が理解したのと同程度まで把握させられるようなレベルになってはじめて分かったと言えるんだ、そう言われました。
それ以来、「これはどんな風に説明したら、他人に理解してもらえるか」「この言葉はあまり一般向けでないのではないか、もっと分かりやすく言い換えるにはどう言えばいいんだろう?」などと常に頭で考えるようになりました。
より分かりやすく説明するには? 何と言い換えたら良い? どんな例えならば理解しやすい? ・・・
いわゆる頭の良い人、知識の豊富な人が、必ずしも「教え上手」だとは限りません。自分自身で理解することと、誰かに理解させることは違います。
ネットで「コーチング」「セミナー講師」「上手な話し方・教え方」「講義の進め方」「インストラクター」…など検索すると、出てくるのはセミナーや講座の募集ページ、本の宣伝だけというサイトがほとんどです。
自分が、いざ講師としセミナーを担当する時に情報検索したら、ガックリするような結果ばかりですね。
ここはコーチングのノウハウやセミナーの実践で役立つ手順を無料で情報提供しています。
大まかな道筋程度の内容ですが、無料ですので至らない点はご容赦下さい(笑)
コーチングのあらましが見えてきたら、専門書で更に詳しくセミナーの手順について確認して下さい。
参考になりそうな書籍は、『コーチングやセミナー講師(上手な話し方・教え方)関連のおススメ本一覧』にて紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
会社の新人研修やプレゼンテーション、学校やグループでの勉強会、その他セミナー・講義など、誰かに何かを教える立場になった時、このページが少しでも役に立てば幸いです。
教材の準備は自分自身でやりましょう。
受講者に配布する教材、自分自身で使う進行用のメモ、資料の準備など、他人任せにせず、自分自身で作成しましょう。事前の下準備をきちんとしていれば、心に余裕が持てます。
できれば、講義時間の2〜3倍くらいは下準備の時間を取っておくと良いです。
上にも書きましたが、成績の良い人、勉強ができる人が、必ずしも「教え上手」だとは限りません。教えると言うことは、相手に教えたい内容がきちんと伝わらなければ意味がありません。あくまで、主役は受講者という意識で、相手の理解を助けるという所期の目的を忘れないよう心がけます。
自分が先生(講師・インストラクター)という立場になっても横柄な言動は避け、威張らないようにしましょう。
どんなきっかけにせよ、折角、誰かに何かを教えることになったのですから、やる気をもって講義して下さい。
それから、講師としての指導態度、話し方、質問の振り方・返し方、板書、プロジェクターなど使う場合はその技術など、基本的なコーチングのスキルも身につけておきましょう。